オーストラリア南部ビクトリア州の州都、メルボルンで行われる講習会です。シドニーに次ぎ国内第二位の規模であるメルボルンは、2002年と2004年の二度、エコノミスト誌の「世界で最も暮らしやすい都市」で一位を獲得しており、ロンドン、ニューヨーク、パリに次ぐ多さで世界の学生が学んでいます。そんな街で80年以上も伝統を築いてきたのが、今回の講習会を主催するナショナルシアターバレエスクール。1939年、ジーン・アレクサンダーと、エンリコ・チェケッティの生徒であったルーシー・サラノヴァによって設立した当校は、オーストラリアで初めてオペラや演劇を身近にしながらバレエの稽古ができる学校として、多くのパフォーマーを世に送り出してきました。現在の芸術監督には国際的なプリマ・バレリーナ、ビバリー・ジェーン・フライが就任、過去にはマリリン・ジョーンズ、キャスリーン・ゴーハム、ゲイリーン・ストック等大物ばかり。また、数々の卒業生がオーストラリア・バレエ団、プラハ国立歌劇場バレエ団、ニューヨークのアイクン・バレエ・シアター等、名門バレエ団に入団しています。今回の講習会が行われるのは、1月つまりオーストラリアでは夏の時期となります。日本の冬の寒さから抜け出し、過ごしやすい気候でのびのびとレッスンを受けることのできるチャンスです。8歳以上を対象にクラシックバレエ、ポワント、レパートリー、コンテンポラリー、キャラクター、ジャズ、ミュージカル等の授業が開かれます。冷暖房やスプリング・フロア、ミラーやバー完備のスタジオが会場となり、舞台照明やメイクについての授業も。最終日には衣装を着ての舞台発表もあり、プロの醍醐味を味わうことができます。このようにとっても豊かな環境で、ハイクオリティなバレエ留学をぜひ体験してみてください。
※オーストラリアでは夏の時期となり現地ではサマーコースとなります。

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