ニュージーランドの首都・ウェリントン。北島の最南端に位置するこの港町は、美しい自然と住みやすさで知られています。また、南半球でも有数の文化発信地のひとつであり、映画産業をはじめ、独特の芸術・文化が発展しています。ここにニュージーランドのバレエ団へのダンサー育成を目的としたダンス学校が設立されたのは、1967年のこと。今ではコンテンポラリーダンス部門も設立されており、NZのコンテンポラリーダンス界を支える人材も多く育てています。この学校はその指導力の高さ、選ばれた生徒の資質の素晴らしさなどでも評価されていますが、特に注目されるのは、卒業生の７５％がすぐに舞踊団などへの入団を許可されていることです。NZやオーストラリアだけでなく、欧米各国の舞踊団への就職者も非常に多く、それらのカンパニーで主要ダンサー、あるいは振付家として活躍しています。そのような就職率をニュージーランド・スクール・オブ・ダンスが可能に出来るのは、この学校が国際的な視点を持っているからです。学校の位置は南半球の小さな島かもしれませんが、常に優れた指導者を講師として招き、国際的なコンクールとの接点も緊密に保っているのです。また、世界中で活躍している卒業生たちとのコミュニケーションも欠かさないので、OBやOGからのコネクションがあちこちにつながっており、学生の希望の就職先へもアクセスし易い環境があるのです。近年では日本や中国といったアジアからの留学生を多く受け入れており、必要であれば英語を学ぶ環境も用意されているので、会話能力に自信のない人でも安心。ダンサーとして国際的に活動していきたい人、美しい環境の中で安全に学べる学校を望む人にぜひお勧めしたい。そんな学校なのです。

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