地中海の都市、スペイン・ヴァレンシアで開かれる夏期講習会。クラシックバレエを中心にオプションで、コンテンポラリーダンス、メソドロジーも学べる2週間です。若手ダンサーや振付師と巨匠たちとの架け橋的存在になることを目指して設立されたカンパニー「アルテ・リベラ」が開催。国際的に活躍する指導者のもとで実戦的なテクニックを身につけることを講習の趣旨としており、オランダ国立バレエ、イギリス・ロイヤル・バレエ団など言ったダンスカンパニーのダンサーや元ダンサー、スペインやオランダ、フランスなどのダンススクールの教授陣の指導を受けることができます。中には、ローザンヌ国際バレエコンクール元芸術委員長ウィム・ブルックスもいます。世界的な振付師が特別に参加することもあり、第一人者のテクニックに直に触れるまたとないチャンスがもたらされます。レベルは初級から上級まで3段階に分かれ、初級ではポワントやクラシックバレエのレパートリー、キャラクターダンスやジャズダンス、中級と上級では、クラシックのレッスンなどに加えて、レベルに応じて、ケネス・マクミラン、ウェイン·マクレガー、カエターノ・ソトのレパートリーを学びます。またオプションでは、ピナ・バウシュの振付テクニックを学べるワークショップや、教師を対象に、メソドロジーのプログラムもあります。講習初日には、受講者全員の顔合わせが行われ、同じ目的に向かって情熱を注ぐことで、強いフレンドシップが生まれ、互いの経験を交換し合ったり可能性を高め合ったりできることも講習の大きな特徴となっています。最終日にはゲストダンサーなどによるファイナルパフォーマンスが行なわれます。美しいスペインの街、ヴァレンシアの会場のほど近くには美しいビーチもあり、夏のヨーロッパを体感するにはうってつけです。世界中の仲間たちと協調し切磋琢磨する貴重な機会となるでしょう。

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