Abroad for the first time
初めての海外基礎知識
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パスポートはどうやって取るの? お金の持って行き方は? 持って行った方がいいものは? 初めて海外に行く前に、知っておくと安心できる基礎知識。
fパスポートの取り方
海外に行くために、必ず必要なものがパスポート。パスポートを申請するのに必要な書類は「戸籍謄本または戸籍抄本1通」「住民票の写し1通」「自分の写真1枚(サイズ規定あり)」「申請者本人の確認がとれる証明書(免許証など)」。これらの書類をそろえ、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申込書(一般旅券発給申請書)に記入し、提出します。申請は、本人に代わって旅行会社や留学会社が代行するサービスも。一週間ほどでパスポートが交付されるので、同じ窓口に本人が取りに行きます。受け取りの際には11,000円~16,000円の手数料が必要。
f現地通貨の持っていき方
アメリカならUSドルに、イギリスならポンドに、ヨーロッパの多くの国はユーロにと、海外で使う現地通貨は、日本円から両替する必要があります。両替は、日本国内の銀行の外国為替カウンターで行えます。また、出国、入国の際に空港両替窓口で両替するのも一般的。渡航先の現地銀行、両替店などでも可能です。現金以外には「トラベラーズチェック」を持っていくという方法も。トラベラーズチェックとは旅行者用の小切手で、支払いの際にパスポートと同じサインをすることで、現金と同じように使用できます。最大のメリットは、紛失したり、盗まれたりした場合でも再発行してもらえること。日本国内の銀行の外国為替カウンターで、渡航先の通貨に応じたトラベラーズチェックが売られています。また、海外では、クレジットカードがあるととても便利です。VISA、マスター、アメックス、JCBなどのマークが入ったカードなら、世界中ほとんどどこでも使えます。
最後に、日本の銀行に日本円をいれておけば、現地のATMで引き出せるプリペイドカードサービスをご紹介します。使用しなくても、いざという時のために一枚持っておくのもひとつの手法です。
最後に、日本の銀行に日本円をいれておけば、現地のATMで引き出せるプリペイドカードサービスをご紹介します。使用しなくても、いざという時のために一枚持っておくのもひとつの手法です。
f持ち物について
海外旅行の場合、国内旅行と比べると、持ち物は多くなります。忘れ物がないように、スーツケースに収納する必要があるので、前もってチェックリストを作っておくことがオススメ。
ここでは参考までに、「忘れやすい必需品」と「あると便利なもの」「外国人とのコミュニケーション用グッズ」をご紹介します。
ここでは参考までに、「忘れやすい必需品」と「あると便利なもの」「外国人とのコミュニケーション用グッズ」をご紹介します。
忘れやすい必需品
- パスポートのコピー、戸籍謄本、パスポート用写真など:現地でパスポートを紛失した際に必要。原本と別の所に入れておこう。
- クレジットカードやトラベラーズチェックの番号の控え:紛失したり盗難された際に必要。原本と別の所に入れておこう。
- 変圧器:国によって電気コンセントが異なります。日本と電圧が違うので、日本の電気製品を使う時には変圧器が必要。特に、日本からドライヤーを持って行く場合はお忘れなく。
- 医薬品:旅行保険を使って病院に行くこともできますが、ちょっと体調を崩したときには、普段飲み慣れている薬があると安心です。持病のある方は、日程分の薬を処方してもらいましょう。
- 洗面用具:ホテルに常備されていない場合もあります。タオルはサイズ違いで2、3枚持っていくとよいでしょう。
- 雨具:日本のコンビニのように安い雨具が手に入るとは限りません。小さく折りたためる傘や雨ガッパを携帯しましょう。
持って行くと便利な物
- 洗濯用品:下着やハンカチなどをホテルで洗濯すると、その分荷物を少なくできます。少量の洗剤と物干ロープ、洗濯バサミなどがあると便利。
- 耳かき、ボディタオル、マスク:海外で手に入りにくいものですので、普段使っている方は持っていくと良いでしょう。
- 缶切り・栓抜き:現地で缶詰や飲み物を買った時に、意外となくて困るのがコレ。
- アイマスク・耳栓:飛行機の中でぐっすり眠りたい方に。
- 海外携帯電話:海外で携帯を使うには、専用の携帯機をレンタルするか、今使っている携帯の会社に問い合わせて、海外でも使えるように設定を切り替えてもらいます。ただしその場合は料金は国内通話より相当割高になります。
- 日本の味、お箸:インスタント味噌汁や日本茶、梅干し、お菓子など、日本の味でホッとしたいとき用に。お箸も携帯すると便利です。
外国人とのコミュニケーション用に
- 写真:家族や友達の写真を見せながら、ホストファミリーやクラスメイトに紹介することもできますし、ご自分のリラックス用にも数枚持っていくと良いでしょう
- 5円玉、50円玉:穴の空いた硬貨は世界的にも大変珍しいものです。気軽にプレゼントできるのでオススメです。
- 折り紙:折り紙や千代紙を使って、その場で鶴を折ったりすると、楽しいコミュニケーションが生まれます。